トロール漁の朝は早い。
日の出とともに漁が開始される。
深海魚はその名の通り海深く住んでいるので、設置にも時間がかかります。
網にかかっているのは高足ガニをはじめ、
ボッチ、赤エビやテナガエビなど。
数は少ないですが、あんこうやトロダコも獲れます。
獲れた魚はその場で仕分けされて陸へ水揚げされます。
駿河湾の恵みを知り尽くした旦那が、トロール船でとれる鮮度抜群な素材の数々をご紹介!
高足ガニ
一番おいしい食べ方は蒸して食べること。焼きや天ぷらも、どの食べ方でもおいしくいただけます。
ノドグロ(正式名称/アカムツ)
癖のない脂のある魚。高級魚として重宝されています。煮魚、焼き魚などをはじめお寿司も美味しいです。
ゴソ(正式名称/ハシキンメ)
一般には端金目(はしきんめ)とよばれ、沼津ではゴソとよばれています。刺身はくせがなく、あっさり。程よい歯ごたえと、甘みを感じます。
アブラゴソ(正式名称/ヒウチダイ)
刺身、煮魚……どれをとっても絶品の味。この魚は、一般では数が少なく、口にする機会が少ないものです。 丸吉では、トロール船から直接獲れたてを仕入れているので、ぜひご賞味ください。
手長エビ(正式名称/アガサエビ)
獲れたての刺身は、最高の鮮度がもたらす最高の味。日によっては、活きた手長に巡りあえるかもしれません。
ボタンエビ
駿河湾の海の宝石といわれるほど美しい姿で味も最高。少し値段は高いですが、一度は食べてほしい食材です。
本エビ(正式名称/ヒゲナガエビ)
加熱しても柔らかく、天ぷらや塩振り焼きは絶品です。刺身にしてもおいしいです。
赤エビ(正式名称/ツノナガチヒロエビ)
塩と酒を振りホイルで焼いて食べると、とてもジューシーでおいしいです。
メギス(正式名称/ニギス)
深海魚のキス。トロール船から水揚げされる新鮮なキスは、刺身・煮物・天ぷらに最高です。
カガミダイ
獲れたてを刺身にしますので、最高の鮮度がもたらす最高の味です。天ぷらとして食べられることも多くあります。
イバラモドキ
駿河湾タラバガニと呼ばれています。蒸かすと味噌も多く、コクのある味わいが特徴です。
トロボッチ(正式名称/アオメエソ)
底引き網漁で獲れる深海魚で、キラキラとした緑色の目が特徴。小さいですが、ふっくらホクホクの白身、程よくのった甘い脂とやわらかい身が魅力の、地元では馴染み深い魚です。
オオエンコウガニ
別名黄金ガニとも呼ばれ、国外では非常に高級なカニとして知られています。 非常に水揚げも少なく貴重なカニです。
トウジン(ゲボウ)
テレビでも紹介された深海魚。グロテスクな外観から想像できない、上品な味です。 一般的には煮て食べますが、刺身でも美味しく召し上がれます。
ギンメダイ
水揚げ高も少なく、めぐり合う機会も非常に少ない深海魚です。刺身では甘く感じ、煮魚でも焼魚でも合います。
チゴダラ
鍋、フライ、天ぷらで美味しい深海魚です。
赤カサゴ
煮魚、刺身がおいしい深海魚です。